【高校生の娘が卒業旅行!?】父親の視点で考える不安と期待

白いワイシャツを着た男性 父親・夫の視点

娘が卒業旅行に行くらしい

「お父さん、卒業旅行行ってもいい?」

先日、妻の有紗と電話していると、そんな話が出てきた。

娘の美咲は高校3年生。もうすぐ卒業を迎える時期だ。
「仲の良い友達と、最後の思い出に旅行したい」と言っているらしい。

「行き先は沖縄か韓国で、3〜4人のグループで行く予定だって。」

有紗は、「せっかくの高校最後の思い出だから、行かせてあげたい」と前向きな様子だった。

しかし、正直言うと、父親の立場としては、あまり素直に賛成できない気持ちがある。


1. 娘の卒業旅行、なぜ不安なのか?

高校生の娘が、友達と旅行に行く。
父親として、「いい思い出になればいいな」と思う気持ちもある。

でも、それと同じくらい、「大丈夫なのか?」という不安もある。

◆ 1. 旅行中の安全面が心配

沖縄や韓国なら、そこまで危険な場所ではないかもしれない。
でも、女性だけの旅行 というのは、どうしてもリスクがつきまとう。

✔ 夜の移動は大丈夫なのか?
✔ 知らない人に声をかけられたりしないか?
✔ スマホや財布を落としたり、盗まれたりしないか?

特に海外の場合、トラブルに巻き込まれる可能性もある。
韓国なら日本語が通じる場所も多いし、観光地は比較的安全だとは思うが、
それでも、「親と一緒に行く旅行」とは違うリスクがあることは間違いない。

◆ 2. ちゃんと計画できるのか?

普段の生活を見ていると、美咲はしっかり者だ。
ITエンジニアを目指しているだけあって、論理的に物事を考えるのも得意だし、
計画性もある方だと思う。

でも、旅行となると話は別だ。

✔ ホテルの予約はちゃんとしているのか?
✔ 移動手段はしっかり調べているのか?
✔ 予算の管理は大丈夫なのか?

「友達と一緒だからなんとかなる」と軽く考えていないか、不安になる。

◆ 3. お金の管理が心配

高校生の卒業旅行は、そこまで高額なものではないだろう。
でも、飛行機代やホテル代、食事代など、意外と出費がかさむ のも事実。

✔ 予算オーバーして、途中でお金が足りなくなることはないか?
✔ 無駄遣いしすぎてしまわないか?

何より、海外ならクレジットカードの使い方や両替のこともある。
「現金がなくなったらどうする?」といったことを、ちゃんと考えているのか気になる。


2. 妻の考えと、自分の気持ちのギャップ

有紗は、「せっかくだから行かせてあげたい」というスタンスだ。
「大人になると、なかなか友達と旅行する機会もなくなるから、高校の卒業旅行は特別なものよ」と言っていた。

確かに、その気持ちもわかる。

高校の卒業旅行は、一生の思い出になる
友達と自分たちだけで旅行することで、成長にもつながる
ずっと見守ってきたのだから、そろそろ手を離すタイミング

頭では理解している。
でも、「娘がまだ子どもだ」と思っている自分 もいる。

「高校生の娘が親元を離れて、友達と旅行する」
それを考えると、なんとなく落ち着かない。


3. 父親として、娘に伝えたいこと

とはいえ、娘の成長を考えれば、「ダメ」と頭ごなしに否定するのも違う。
だからこそ、父親として伝えておきたいこと を考えた。

◆ 1. 安全面をしっかり考えること

✔ 夜は遅くまで出歩かない
✔ 知らない人についていかない
✔ 大人数の観光客がいる場所を選ぶ

このあたりは、しっかり伝えておきたい。

特に、女性だけの旅行は、どうしても狙われやすい。
「絶対に油断しないこと」と、何度でも言っておこうと思う。

◆ 2. お金の使い方を考えること

✔ 事前に予算を決める
✔ クレジットカードの使い方を確認する
✔ 無駄遣いしないように気をつける

何より、「お金が足りなくなったらどうする?」 ということを、しっかり話しておく必要がある。

◆ 3. 親にこまめに連絡すること

これは一番大事だと思う。

✔ 飛行機に乗る前、着いた後に連絡
✔ ホテルにチェックインしたら連絡
✔ 何かあったらすぐに連絡

高校生だからといって、まだまだ「親が守るべき存在」であることは変わらない。
だからこそ、「心配しすぎ」と思われても、定期的に連絡を取ることを約束 させようと思う。


4. まとめ:父親として、卒業旅行をどう考えるか

高校の卒業旅行は、娘にとって特別な経験になる
でも、女性同士の旅行にはリスクがあることを理解してほしい
安全面・お金の管理・親への連絡、この3つを徹底させることが重要

親としては心配だが、成長のためには「経験させること」も大切。
だからこそ、「ただ行かせる」のではなく、「準備と意識をしっかり持たせる」 ことが必要だと感じた。

「お父さん、心配しすぎ!」と言われるかもしれないが、
それでも、父親として言うべきことは言っておこうと思う。

娘の成長を願いつつ、父親としての気持ちと向き合う時間だった。

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