【ジム通いしている知人に刺激を受けた】47歳、再び“身体を動かす理由”を見つけた日

知人に刺激を受けてジム通いを検討したお話 父親・夫の視点

あいつ、最近なんか若返ったな…

「部長、最近○○さん、引き締まってきてません?」

ある日のランチタイム、同僚がぽろっとそんなことを言った。
彼が指していたのは、同じ部署の一つ下の後輩、佐々木。

確かに、最近の佐々木はスーツの着こなしが前よりスマートに見えるし、顔色も明るい。
会議中の受け答えにも、どこかハリがあるような気がする。

気になって帰り際に軽く話しかけてみると、彼は笑いながらこう言った。

「実は最近、ジム通い始めたんです。週に2回だけですけど、体動かすと頭もスッキリして、調子いいですよ。」

その一言を聞いた瞬間、
自分の中にしまっていた記憶が、ふっとよみがえった。

「そういえば、俺も昔、ジム通ってたんだよな…」


1. 過去にあった、ジム通いの習慣

思い返せば、40代に入って少し体型が気になり始めた頃、
週末の時間を使ってジムに通い始めたことがあった。

ランニングマシンで30分走り、筋トレをして、サウナに入って汗を流す。
帰りに飲むプロテイン入りのスムージーも、なんとなく「意識高い自分」に浸れて気に入っていた。

身体が軽くなり、階段の上り下りで息切れしなくなったり、
シャツのボタンがすっと閉まるようになったり――

小さな変化が、なによりのやりがいだった。

でもその習慣も、いつの間にかフェードアウトしてしまった。
きっかけは仕事の繁忙期だったと思う。

「今日は遅くなったから」「来週からまた始めよう」
そんな言い訳が積もりに積もって、いつの間にか足が遠のいてしまった。


2. なぜ、またジムに行きたくなったのか

それが、今また「やってみようかな」と思えている。
不思議なことに、あの頃より忙しいはずなのに、なぜか心の奥に「やってみたい」という気持ちが芽生えてきた。

理由をいくつか挙げてみると、きっとこんな感じだ。

◆ 1. 体力の低下を感じるようになった

単身赴任で東京に来て、通勤時間が長くなった。
座りっぱなしの会議、パソコン仕事、出張、外食…。

ふと気がつくと、肩こり・腰痛・疲れやすさが日常になっていた。

朝、鏡に映った自分の顔に「疲れ」がにじんでいると感じたとき、
「このままじゃマズい」と思った。

◆ 2. 同僚の“前向きな変化”が刺激になった

佐々木のように、体型も姿勢も変わって、
それが自信につながっているような姿を見ていると、素直に「いいな」と思った。

仕事で成果を出すためにも、まずは自分の心と身体を整えることが大切。
それは、部長という立場になった今、ますます感じていることだ。

◆ 3. 自分の“時間”をつくるために

単身赴任という環境は、自由な時間が多いようで、
気を抜くと、何となくスマホを見ているだけで夜が終わってしまう。

でも、ジムに行くと決めれば、その時間を軸に生活リズムが整ってくる。

✔ 仕事後、すぐ帰宅せずジムへ
✔ 運動して汗をかいたあと、軽めの夕食
✔ 夜は深酒せず、ぐっすり眠れる

健康的なサイクルを、もう一度取り戻したいと思った。


3. 「やってみたい」だけで終わらせないために

ただし、過去にも挫折した経験があるからこそ、
今回は「続けること」を前提に、仕組みを作って始めようと思った。

ロジカルに考えれば、習慣化には3つのポイントがある。

◆ ポイント①:無理なく通える場所を選ぶ

自宅近くか、会社から帰る途中にあるジムを選ぶのがベスト。
わざわざ遠回りしないと行けない場所は、継続が難しい。

今回は、会社から徒歩10分の場所にある24時間ジムをチェック中。
夜遅くても使えるし、着替えもシンプルで済む。

◆ ポイント②:まずは“週2回・30分”のハードルで始める

「週5で通う」「1時間みっちり」など、理想を追いすぎると続かない。
まずは小さく始めて、成功体験を積み重ねる。

例えば、
✔ 月曜と金曜の仕事帰りに30分のランニング+ストレッチ
✔ 土曜の朝に筋トレ+サウナでリフレッシュ

それだけでも、身体には十分な効果がある。

◆ ポイント③:記録をつけてモチベーションを可視化

スマホのフィットネスアプリや、ノートに記録を残すことで、
「続けている自分」が見えるようになる。

「今日は○○分走った」「体重が500g減った」
小さな成果でも、見えることでやる気が出てくる。


4. 自分の身体と、もう一度向き合う時間

47歳。
若いころに比べて、無理はきかなくなってきた。
でも、「もう遅い」とは思っていない。

むしろ今こそ、自分の健康と向き合うタイミングなのかもしれない。

✔ 子どもたちはどんどん大人になっていく
✔ 妻は家庭と仕事を両立しながら忙しくしている
✔ 自分は単身赴任で一人暮らし

「自分のことは、もう自分で管理しなきゃいけない」

それは、寂しさではなく、
責任と自立の現れでもある。


まとめ:もう一度ジムに通ってみようと思った理由

✔ 過去にジム通いをしていたが、忙しさで中断してしまった
✔ 同僚の変化に刺激を受け、自分も再挑戦したくなった
✔ 肉体的な不調や生活リズムの乱れがきっかけ
✔ 続けるためには「無理なく」「計画的に」「記録をつける」が鍵
✔ 自分の健康を、自分で守る意識を持つことが大切

いつかまた、家族に「最近、お父さんちょっと若返った?」って言われる日が来たらいいな。

そんな小さな目標を胸に、
来週から、会社帰りにジムの見学に行ってみようと思う。

47歳、まだまだこれから。
もう一度、自分の身体を大切にする日々を取り戻してみたい。

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