座りっぱなしの日々と、腰の違和感
「うーん…また腰が痛いな」
気づけば、最近は仕事中も、帰宅してソファに座っているときも、
常に腰に違和感を覚えるようになっていた。
私は47歳、会社では部長職。
東京での単身赴任生活も、もう2年目に突入している。
仕事内容は、ほぼデスクワーク中心。
朝9時から夕方6時過ぎまで、ほぼ座りっぱなしだ。
✔ 会議はリモートが増え、パソコンの前にずっと座っている
✔ 資料作成、メールチェック、部下のレポート確認もすべてPC作業
✔ 気づけば昼食もデスクで簡単に済ませ、座ったまま
動いている時間より、座っている時間の方が圧倒的に長い。
当然、腰に負担がかかるのも当たり前だった。
でも――
「ただの年齢のせいだろう」「まあ、我慢すれば…」
そんなふうに、自分をごまかしていた。
しかし、
日によっては立ち上がるたびにズキンと痛むようになり、
ついには「このまま放置したらまずい」と真剣に考え始めた。
1. デスクワークと腰痛の関係とは?
少し調べてみたところ、
デスクワークによる腰痛にはいくつか特徴があるらしい。
✔ 長時間同じ姿勢でいることで、腰周りの血流が悪化
✔ 猫背や前かがみ姿勢が続き、腰に過度な負担がかかる
✔ 腹筋・背筋など体幹の筋力が低下して、支えきれなくなる
特に私のように、
・運動不足
・座りっぱなし
・姿勢を気にしない
という3点セットが揃うと、腰痛リスクは急激に高まるらしい。
思えば、若い頃は自然と動いていた。
営業で外回りも多かったし、休日も体を動かしていた。
それが、管理職になり、単身赴任生活になり――
意識的に運動しないと体が固まる生活スタイルに変わってしまった。
2. 腰痛対策に「椅子」が重要という発想
ネットで「デスクワーク 腰痛対策」と調べていくうちに、
頻繁に出てきたキーワードがあった。
それは――
「腰痛対策椅子」
椅子。
確かに、1日の大半を座って過ごすなら、
座っている「椅子」が体に与える影響は大きい。
✔ 正しい姿勢を自然にサポートしてくれる
✔ 腰や背中への負担を分散してくれる
✔ 長時間座っても疲れにくい
つまり、
“腰に優しい椅子を選ぶことは、最高の腰痛対策”になるということだった。
3. 腰痛対策に効果的な椅子とは?
じゃあ、どんな椅子を選べばいいのか?
整理してみると、腰痛対策椅子にはこんな特徴が求められるらしい。
◆ 1. ランバーサポート(腰椎サポート)があること
腰の自然なカーブ(S字カーブ)を支えてくれる機能。
これがないと、腰に過度な負担がかかり、腰痛が悪化する。
◆ 2. 座面の高さ・奥行きが調整できること
膝が90度になる高さ、
背中がしっかりフィットする奥行き。
自分の体型に合わせられることが重要。
◆ 3. リクライニング機能があること
背もたれに少し体を預けることで、
腰への負担を減らせる。
固い直角姿勢より、リラックスしたポジションが望ましい。
◆ 4. 通気性の良い素材
長時間座ると蒸れるので、メッシュ素材など通気性がいいものがベター。
夏場の単身赴任部屋では特に重要だ。
4. 気になる椅子をピックアップしてみた
ネットやレビューサイトでリサーチして、
いくつか「これなら」という椅子を見つけた。
✔ 【オカムラ】コンテッサセコンダ
高機能・高級オフィスチェアの定番。デザインもスマート。
✔ 【エルゴヒューマン】プロオットマン
人間工学設計で、腰への負担軽減機能が充実。
✔ 【ハーマンミラー】アーロンチェア
世界的に有名な、腰痛対策オフィスチェアの代表格。
価格はどれも10万円以上と、
正直「安い買い物」ではない。
でも、
「あと数年、この単身赴任生活が続くかもしれない」
「腰を壊したら、仕事どころじゃない」
そう考えたら、
「健康への投資」と捉えるべきだと思った。
5. これからの働き方と、体を守る意識
単身赴任生活も、部長職という責任も、
正直、体力的にきついと感じることが増えた。
でも、
だからこそ、
「働き続けるために、自分の体を守る」ことが大切だと痛感している。
✔ 体の不調を我慢しない
✔ 生活環境を整えることを惜しまない
✔ 未来への投資をケチらない
これは、47歳になった今、
ようやく持てた考え方かもしれない。
無理をして壊すのではなく、
賢く、しなやかに、自分を守りながら働く。
そのためにも、
まずは“座る”という日常から見直していこうと思う。
まとめ:椅子選びは、未来の自分への「思いやり」だった
✔ デスクワーク中心の生活は、腰に深刻な負担をかける
✔ 腰痛対策には、椅子選びが極めて重要
✔ ランバーサポート・リクライニング・高さ調整など機能性がカギ
✔ 質のいい椅子は、「体への投資」であり「働き続けるための保険」
✔ 47歳、単身赴任中の今だからこそ、本気で体を守る意識が必要
これから先、
単身赴任が終わろうと、
部長職を退こうと、
私は「自分の体を大切にできる働き方」を選びたい。
腰痛対策のために選ぶ椅子――
それは単なる家具ではなく、
未来の自分への思いやりの形だと思う。
さあ、次の休日には、
実際にショールームに行って、
しっかりと「腰が喜ぶ一脚」を探してこよう。
コメント