母の友達付き合いを見て思うこと
「今日は久しぶりに〇〇さんとランチしてきたよ。」
帰宅した母が、楽しそうに言った。
私は「へぇ、いいなぁ」と返しながら思った。
「大人になっても友達と会うんだな」
私の中で、「友達」というのは、学校で毎日顔を合わせる存在。 でも、大人になると、仕事や家事、家庭があって忙しいはずなのに、母は定期的に友達と会っている。
「大人の友達付き合いって、どういうものなんだろう?」
そう思ったのが、このテーマについて考え始めたきっかけだった。
高校生の友達付き合いと大人の友達付き合いの違い
私と母の友達付き合いを比べてみると、大きな違いがいくつかある。
① 会う頻度
高校生の私は、友達と毎日会っている。 授業の合間、昼休み、放課後、LINEでも連絡を取り合う。
でも、大人になるとそうはいかない。 母は「月に1回会えたらいい方」と言っていた。
「毎日会わなくても、友達って続くんだ?」と不思議に思った。
② 友達の選び方
高校では、同じクラスや部活、趣味の共通点で友達ができる。 でも、母の友達は「学生時代の友達」「ママ友」「仕事関係の人」など、さまざまな繋がりがある。
「そういえば、私が大人になったら、どんな友達ができるんだろう?」
学校という枠がなくなると、友達の作り方が変わるんだと気づいた。
③ 友達との話題
私たち高校生の話題は、テスト、部活、推し活、恋愛などが中心。 でも、母は「仕事」「家族」「将来」など、より現実的な話をしているらしい。
「友達と将来の話をするなんて、ちょっと想像できないな…」
でも、もしかしたら、大人になったら自然とそうなるのかもしれない。
「友達の価値」とは何か?
母と話していると、大人の友達付き合いには「無理がない」という特徴があることに気づいた。
1. 自分のペースで付き合える
「高校生の友達って、毎日会うのが当たり前じゃん?」
そう言うと、母は笑いながら答えた。
「そうね。でも、大人は仕事や家庭があるから、毎日会うわけにはいかないの。でも、それがちょうどいいのよ。」
「久しぶりに会っても、またすぐに話が弾むのが本当の友達だよ。」
なるほど。 大人の友達関係は、距離があっても続くものなんだ。
2. 友達の存在が人生を豊かにする
「友達と会うと、どんな気分になる?」
「楽しいし、リフレッシュできるわね。家族とはまた違う視点を持っている人と話すことで、新しい考え方が得られることも多いの。」
「友達って、ただ楽しいだけじゃなくて、自分の人生にプラスになるものなんだ」
私はそう思った。
「本当の友達」ってなんだろう?
私は、高校の友達とどんな付き合い方をしているかを考えてみた。
正直なところ、グループ内の関係性に気を遣うこともある。 「仲良しグループ」の空気を壊さないように、ちょっと無理をしているときもある。
でも、母の話を聞いていて思った。
「大人になったら、本当に気が合う人とだけ付き合えるのかも」
高校生の私は、学校というコミュニティの中で友達を作っている。 でも、大人になったら、自分に合う人とだけ関係を続けることができる。
「そう考えると、大人の友達付き合いって、すごく自由で楽しいものなのかも?」
これからの友達付き合いをどうするか
母の話を聞いて、大人の友達付き合いを知ったことで、私自身の友達との関係も見直してみた。
① 無理に付き合わない
学校では「グループに入らなきゃ」と思ってしまうことがある。 でも、無理して誰かと付き合うより、「一緒にいて楽しい人」と関係を深める方がいい。
② 友達の幅を広げる
今は同じクラスや部活の友達が中心だけど、大人になったら、いろんな場所で友達ができるはず。
「年齢や環境が違う人とも、もっと話してみようかな?」
そう思った。
③ 友達を長く大切にする
大人になっても関係が続く友達がいるのは、すごく素敵なことだ。 だから、今の友達も大切にしようと思う。
まとめ:大人の友達付き合いから学んだこと
母の話を聞いて、「大人の友達付き合い」について考えた。
✔ 高校生の友達付き合いは、毎日顔を合わせることが前提
✔ 大人の友達付き合いは、「無理をせず」「自分のペースで」続く
✔ 友達とは「ただ楽しいだけでなく、お互いを支え合う関係」
私もこれから、「本当に大切にしたい友達」と、長く付き合えるような関係を築いていこうと思う。
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